#あたシモ

アメリカで働くレズの徒然

【無料動画】女子高生が運営する売春組織についての映画がYouTubeでフルで観られる【実話】

昨日、ライフタイムというテレビ局で『Babysitters Black Book(ベビーシッターの黒革の手帳)』というテレビ映画を観ました。

あらすじ

お小遣い稼ぎのために「ベビーシッタービジネス」を始めたアシュリー。親友たちの助けを経て、広がっていったビジネスだが、ある時、友だちの一人レイチェルが「もっと儲かるオプション」を顧客のパパと締結する。学費が高いことで知られる有名大学にどうしても入りたいアシュリー。初めは、レイチェルの話を断るが、やがて両親が事業に失敗し、自らの学費がないことを悟る。そんな時、ベビーシッター先の父親である弁護士のマークに、自らの出身校である名門校プレスマン大学の学費や部屋代の負担を自分が支払うと持ちかけられる。思ってもいない申し出に舞い上がるアシュリー。大学見学とOG面接のために訪れた小旅行に出たアシュリーとマーク。滞在先のホテルで二人は結ばれるが……。

YouTubeで映画の全編が公開されているので興味がある人は、観てみてね。主人公のアシュリー可愛いです。英語の勉強にもなるかも!(ただし、YouTubeに登録されているCC(字幕)は自動聞き取りで、かなり間違いが多いので気をつけてね)

わたしは、プレスマン(名門大学という設定。リアルで言うとプリンストン的な設定?)に行きたい一心で売春に手を染めてしまうアシュリーは好印象で、むしろ財力を利用して彼女の肉体をもてあそぶ男たちや、プレスマンに行きたいがために、彼女らのスキャンダルを暴く優等生ハーパーの方がムカつくーという感じでした。映画自体も、終わり方は前向きで、アシュリーたちに対して断罪的な感じはあまりなかった。しかし、Fiona的は全く逆で「売春するあんたらが悪い。当然の報い!」という感想を抱いていたのは興味深いです。

モデルとなった事件

ところで、わたしの興味を引いたのは、この映画は「実話を基にしている」ということ。調べると、去年の11月に明らかになった事件なので、それからかなり早いスピードでこの映画が制作されたことがわかる。

http://www.nbcnews.com/news/crime-courts/florida-student-arrested-running-high-school-prostitution-ring-cops-n255736

事件の舞台はフロリダ州。17歳の少女が、フェイスブックを使って21歳の男に対して15歳の少女との性行為をアレンジ。何と料金は「たった40ドルと、一本のお酒」!この子は、複数の高校の生徒からなる売春グループを作り上げていたのだが、複数の生徒が学校関係者に告発したために、売春グループの存在が明らかになり、首謀者の少女の逮捕に至ったそうだ。

犯罪の動機が「大学の学費を支払うため」となっていた映画とは異なり、現実の事件では彼女たちは、お酒やドラッグのための「お小遣い」目当てだったらしい。