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#あたシモ

虹の向こう側

映画『ハンガー・ゲーム』の女優がバイセクシャルだとカムアウト

バイセクシャル 人種 クィアライフ

映画『ハンガー・ゲーム(The Hunger Games)』でルーを演じたアマンドラ・ステンバーグ(Amandla Stenberg)が、バイセクシャルであることをカムアウトしました。

http://amandla.tumblr.com/post/136866720678/so-i-took-over-the-teen-vogue-snapchat-today

アマンドラはメディアにおける有色人種の女性の取り扱いについてなについて論じている自身のタンブラーページに動画を投稿。「黙らされる少数派」ということについて、彼女は以下のように述べています。

「この機会を与えてくれたティーンヴォーグに感謝します。『代表する』ということがどんなに大事か強調しすぎることはありません。私が他の黒人の女の子に何かを与えられるという考えは圧倒的なものです。黙らされるというのは、とても、とても辛いこと。そして、自分に合わない『型』にはまろうとして自分自身と戦うのは、心の底から傷つくことなのです。

黒人のバイセクシャル性自認を持つ一人の人間として、私もそれを経験してきました。それは傷つくし、気まずく、心地の悪いものです」

「でも気づいたんです。黒人の女の子たちは皆私を見ていて、変わるしかないのだって。私たちは抑圧されるわけにはいきません。私たちは、喜びと、愛と、涙を表現するべきなんです」

「私は断然、個性を通じた反抗、人に何と言われようが本当の自分を肯定して抱きしめることを通じた反乱、という概念を信じています。

今こうして、自分自身でいます。これは結構大変なことです。それにこれはプロセスでもあります。でも私は学びながら、成長しています。

私を支えてくれてありがとう。そしてティーンヴォーグ、ありがとう。でもこれは始まりに過ぎません。有色人種の女性のためにしなければならないことは、まだまだ沢山あります。テレビや映画で私たちはもっと『代表』されるべきだし、私たちの声はメディアでもっと大きく取り上げられるべきです。そして、ただ有色人種の女性だけではありません、バイセクシャルの女性、同性愛者の女性、トランスジェンダーの女性、精神的な疾患を持っている女性。私は自分の周りに見られるホモフォビアと、ミソジニー女性嫌悪)、トランスフォビアにはうんざりしています。あなたもそうだと思います。聞いてくれて、ありがとう。おやすみなさい!」

なんか、うるうるっと来ちゃいますね。

複合マイノリティーの目線

彼女のこの動画を、単なる「バイセクシャルのカムアウト」としてのみ取り上げてしまうのは、もっと大切なメッセージを無視していることになってしまうと思います。

上でメッセージを紹介したのもそのためです。

彼女は明らかに「バイセクシャル」とだけして発言しているわけではなく、黒人として、そして女性としての経験を踏まえて発言しているからです。

『ハンガーゲーム』が公開された直後、彼女が演じるルーが黒人だったことで、一部の心ないファンがヘイト的なコメントを寄せるなど、アマンドラは、セクシャリティーの面以外にも、いろいろな抑圧を自ら体験していると思います。だからこそ、バイフォビア、ホモフォビア、トランスフォビア、ミソジニー……さまざまなものに

なんか清々しい気分になりました。

映画『ハンガーゲーム』のスターは皆アーライ!

映画『ハンガーゲーム』で彼女と共演した、ペータ役のジョシュ・ハッチャーソン(Josh Hutcherson)やジェニファー・ローレンス(Jennifer Lawrence)は強力なLGBTのアーライとして知られています。ジョシュは、自らがバイセクシャルかもしれない可能性についてもオープンでありたいような発言をしていましたし、ジェニファーは自らのファッションスタイルを「ふしだらなな勝ち組レズビアン風」と表現していました。

yuichikawa.hatenablog.com

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