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#あたシモ

虹の向こう側

ヒラリー・クリントン候補、同性カップルの動画で「差別のないアメリカ」の実現を訴える

アメリカ 政治 クィアライフ

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ヒラリーの「LGBT向け」ビデオ

アメリカの次期大統領選挙にて、現在民主党内の指名争い一位とされているヒラリー・クリントン候補が、LGBT差別撤廃と平等を訴えるビデオを発表しました。

このビデオには、多くの同性カップルが登場します。

「2015年だというのに、まだ、ゲイであるということで、解雇されたり家を失ったり、そして、ウェディングケーキを拒否される場合もあるのが現状です。

このような差別は、我が国らしく的ではありません。わたしは、大統領選挙に立候補し、LGBTのアメリカ人、そして全てのアメリカ人の基本的人権のために、立ち上がりたいと思います。」

ヒラリー・クリントンLGBTの権利獲得が「同性婚の実現」で達成されたわけではなく、雇用や居住などの場面における包括的な反差別法を呼びかけているようです。また、LGBTの権利の権利獲得運動はは何か「LGBT用の特別な権利」という特別な枠組みのものなのではなく、より普遍的な「人権」なのだということを確認した点で、重要だと思います。

Gay rights are human rights and human rights are gay rights.

LGBTフレンドリーだけで決めちゃダメ……なんだけど、やっぱり泣けた

といっても、実は、残念ながら、今の世の中で同性カップルをフィーチャーすること自体はそんなに新しくも活気的でもありません。有権者は、見た目に惑わされないで、選んで欲しいと思います。わたし自身はヒラリー・クリントンも好きなんですが、今のように同性婚LGBTの権利を大ぴらに擁護することが安全ではなかった時代から人権と平等のために活動してきた候補者であり、大企業よりも市民の利益を考えてくれそうなバーニー・サンダースを支持しています。オバマもヒラリーもずーっとものすごい政治家っぽい曖昧な言い方で同性婚についてお茶を濁してきた時代を覚えているので、「さあLGBTを利用するぞ!」って彼らが開き直ってからの、ブルドーザーのような徹底的な利用の仕方にはちょっと呆れるんですよね。

とは言いながら、わたしはこのビデオを見た時、それでもうるっとしてしまったんですよ。

政治家が堂々と同性愛者のことを「異常動物」だの「同性愛者は足りない感じがする」何だの言い放つような国で生まれ育った人間として、大統領候補によるこういう動画を見ることは、まだわたしにとってエモーショナルな意味を持ってしまってるんですね