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#あたシモ

虹の向こう側

彼女との馴れ初め(11) バレンタインデー

もうすぐつきあって3年になる彼女Fちゃんとの馴れ初め話を連載中のイチカワユウ(@yu_ichikawa)です。

「馴れ初めシリーズ」が初めての方は、こちらからご覧ください!

今日は、第十一話です。

photo by Simply Viola

(11) バレンタインデー

時は二月。そう、バレンタインの季節でした。

日本のバレンタインは「告白の日」って感じですが、アメリカでも、バレンタインは、恋人同士が出かける日。気になっている人を誘うのにももってこいの日なのです。

バレンタインのちょっと前にCちゃんから連絡がありました。

「バレンタインは何をしているの?」

「……Fちゃんを誘おうと思っているよ……この前迷惑かけちゃったし……それにFちゃんのことが好きだから」

Cちゃんは一瞬沈黙した後、「あはは、なら、わたしはXXXXちゃんを誘おうかな」と冗談めかして答えてくれました。

わたしは、酔いに任せてしまった日のことを反省していたし、ちゃんとシラフの時に誘わなきゃね!と思っていたので、バレンタインの日にデートに誘いました。

Would you be my Valentine?

I'd love to♪

ビーチ沿いのフレンチレストランに予約もいれ、準備はばっちり!

でも当日は、レストランに行くまでの道に迷ったり、レストランに入ってもお腹が緊張のあまりぎゅるぎゅる言ったりで、散々でした。←緊張に弱い人。

「えーっと、仕事はどうだった?」

「まあまあ……」

バレンタインの夜、レストランはぎゅうぎゅうに満員で、すぐ隣のテーブルにもロマンティックに見つめ合うカップルが。

あまりにテーブルとテーブルが近すぎて、何を言っても「こいつらレズだ」とすぐバレてしまいそうで、いや、レズだってことはバレてもいいんだけど、「この人達まだつきあってないんだ」「もしかして告白したて〜?」とバレるのはやっぱりなんとなく気まずい(この間、0.7秒)……そんな風に考えすぎている わたしたちの会話は悲しいほど盛り上がりません。わたしは彼女の新しい携帯用のケースとカードをプレゼントしたのですが、彼女からは何もなし。

(……駄目だ……このデートは失敗だ)

食事を終え、彼女の家に車で戻るときには、わたしは敗北感に打ちひしがれていました。

しかし、彼女はなかなか車から降りようとしない。

「何か、わたしに言うことないの?」

「えっ……?えっと……」もじもじするわたし。

「何?言って」

「えと……あの……んと」

なかなか言えないわたし。というか、もうやめて!この生き地獄!早く開放して!と思ったのですが、ようやく、めっちゃ早口&小声ではありましたが、すすすすすす好きとシラフでいうことができました。

するとなんと彼女はバッグのなかから、手作りのカードとプレゼントを取り出してくれたではありませんか。

その絵はというと、なんと「キノコ」をモチーフにしたもの。

そして、プレゼントもわたしが雑貨屋で欲しそうに見ていた「キノコ」グッズでした。

「あなたは絵が好きでしょ?あとキノコが好きでしょう?だから昨日描いたの!」

もう////

早く言ってよ///

ものすごく嬉しかったですね!

また実は、Cちゃんが、わたし抜きでFちゃんと会った時に「ユウはいい子だから!オススメだよ!」とおすすめしてくれたらしいです。Cちゃんめっちゃいい奴やな……。

(続く)

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