#あたシモ

アメリカで働くレズの徒然

オリンピア旅行記(3) ワイナリー巡り

オリンピア周辺の旅行記をお届けしていますが、今回はワインについて。オリンピア周辺にはワイナリーが多い!

http://southsoundwinetour.com

http://www.southsoundwinetrail.com/

しかし実際この地域は葡萄が育つ気候ではなく、ナパバレーやサンタバーバラのような美しい葡萄畑の広がる風景は見られない。

オリンピア周辺は、緑がたっぷりでどんな植物でも育ちそうだけど、葡萄はダメなのね……。

オリンピア周辺のワイナリーは、ワシントン州の東部にある、ヤキマやレッドマウンテンと言われる地域の葡萄畑をリースするなどしてワインを作っているようだ。

ワシントン州東部は、雨で知られる西部と異なり、砂漠が広がる農業地域なんだそうだ。←カリフォルニア州と一緒‼︎

わたしは、カリフォルニアに引っ越してから美味しいワインが安いのでワインを飲むようになった。今回はワシントン州のワインも味わってみるか!と、二つのワイナリーでテイスティングをしてみた。

まずは、Madsen Family Celler。まるで倉庫街のようなところに、Northwest Mountain Winery と二つある。本当に単なる倉庫街なので、見逃すかもしれないが、よーく見ると、「ワインテイスティング」と書いてある。

ノースウエストマウンテンワイナリーは閉まっていた。残念。マドセンファミリーセラーはオープン中。中に入ると、かなり薄暗く、クラシック音楽がかかっているが、誰もいない……なんとなく不気味😓 奥から一人の老人が出てきた!😱

開口一番「君たちはナパバレーから来たのか?」この人は、商業化の進むナパバレーが嫌いなようで、ナパバレーの悪口をひとしきり聞かされた。確かに、ワイン製造にも、資本化の波が押し寄せているのは事実で、カリフォルニアには大企業の運営するワイナリーが出現してきている。また、ナパバレーは何をするにも高いのは事実で、ホテルもレストランと高いし、街は保守的でエッジーさがない。ワインテイスティングも、数十ドルする。←このワイナリーは、5ドル。さらにワインを購入すればテイスティングは無料になる。

「ワインの評価はねぇー、5割が香り、4割が口のなかの感じで決まるんだよ〜」

ワインテイスティング特有の語彙表を見せてもらう。出たっ!濡れた犬!ここら辺は皆欠点だそうだ。

6種類テイスティングしたなかで、シャルドネが気に入ったので買った。このワイナリーのオーナーの奥さんは、英語の先生で、ワインにシェイクスピア作品からとった名前などをつけている。メルローは一般的に飲みやすい印象だったが、ここのはなんというか非常に個性的で飲みづらかった。ボルドーブレンドの赤ワインもかなりよかった。

続いて、向かったのは、スコットルワイナリー。趣はうって変わってうんとモダンな雰囲気!

ウェブマーケティング会社を経営していたというオーナーは、ビジネスを売却して、ワイン学校に入学!数年前にこのワイナリーをはじめたんだとか。オリンピアのワイナリーは最近増えてきたとは聞いていたけど、こんな感じではじまるのねえ。

雰囲気はとてもクールだし、数々の賞をとっているらしいこのワイナリーだけれど、ざんねんながらわたしたちの気にいったワインはなし。何なのかしらね。←味オンテ⁈笑。

テイスティング料7ドルを払ってお開きとなりました。