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#あたシモ

虹の向こう側

アカデミー賞の票を数えるのは会計士!封筒は「いざという時」のため2つあったのが間違いの原因か?!

映画

[_Moonlight_]

今年のアカデミー賞すごかったですね!女優が階段で転ぶとかじゃなくて、『最優秀作品賞』を間違って発表するってw

プレゼンターとして登場した、ウォーレン・ベイティは、封筒を開けた後、戸惑ったようにもじもじ。結局痺れを切らしたようなフェイ・ダナウェイが『ラ・ラ・ランド』と読み上げました。

『ラ・ラ・ランド』は前評判も高かったし、監督賞や主演女優賞など、どんどん取っていたため、違和感がなかったことから、皆当然のように感謝のスピーチをしていたところ「いや、最優秀賞はムーンライト」だと。ん?何を言ってるのかと思ったら、本当に実は『ムーンライト』だったんですね。

え?え?え???

嬉しいんだけど、ちょっと気まずかったです。

アカデミー賞はどうやって決まるの?

アカデミー賞は、会員の投票によって決まります。実は、この投票が公正かつ秘密裏に行われるように管理しているのは「会計事務所」なんだそうです。へえ〜!

1934年以来、四大会計事務所の一つ、PwCが担当しています。

http://www.pwc.com/us/en/pwc-and-the-oscars.html#/

アカデミー賞プロジェクトをリードしているのは、マーサ・クルスと、ブライアン・カリナンの二人。普段は税の専門家として、エンタメ系の顧客のために働いているそうですが、オスカーの前になると、「ハリウッドの秘密を知る会計士」としてメディアにも登場します。

彼らの仕事は、会員からの票を正確に数え、その秘密を当日まで安全に守ること。ノミネートが発表された後から、アカデミー賞当日の一週間前の締め切りまで集まる会員からの票は、6,000票にも登ります。大体数えるのには3日かかるそうですが、勝者が決まってからも、何度も数え直し、一人の会計士が数えるのは、最終結果が分からないように、そのカテゴリーの一部だけ。そうすることで、当日まで秘密が守られるようになっているのです。

アカデミー賞当日の数時間前には、そのプロジェクトのリーダー二人が、正しく封筒にセットされているか最終確認をするそうです。そして、当日は、万一どちらか一人がロサンゼルスの渋滞(ラ・ラ・ランドの冒頭シーンのように!)に巻き込まれても、もう一人がきちんと届けられるように、二人が同じ封筒をブリーフケースに詰めて会場に持っていくそうなのです。

つまり、カテゴリーの封筒は、何があってもよいおように、二種類ずつ用意されてるんですね。そして、万一のときのために、二人は全てのカテゴリーにおけるそれぞれの勝者を全て記憶するとのことです。

そして二人はバックステージで、プレゼンターに封筒を渡すそうですが……。この「封筒は二つずつある」というのがあやしいですね。

ウォーレン・ベイティは「(最優秀賞作品賞のカテゴリなのに)エマ・ストーン(ラ・ラ・ランド)と書かれていたから、フェイの顔をあんなに長く見つめてしまったんだ。ウケようとしてたわけじゃない」と釈明してました。79歳という高齢のため、彼を疑った人も多いと思いますが、読み間違いや冗談ではなかった…と言うことですね。もう一つあった主演女優賞の封筒が、最優秀作品賞の封筒と間違えて渡されてしまったということ?ということは、このマーサかブライアンのどちらかがミスしたのでしょうか?それとも別のスタッフ?

↑ウォーレンが持った封筒のアップ。確かに主演女優賞と書いてある。

でも、その後で舞台上でウォーレンから取り上げられた紙には「ムーンライト」と書いてあったんですよね。……謎は深まるばかり。

フェイが「ラ・ラ・ランド!」と発表した時、PwCの二人は舞台裏でどんな顔をしてたんでしょうか?想像するだけで恐ろしい。

それにしても、この件で、PwCの誰かの首が飛ぶことは間違いないでしょうね。

ハリウッドでエンタメ会計士の仕事をしたい人、チャンスかもしれませんw

追記(2017.2.27. 0:24)

速報です。PwCが、謝罪文をツイートしました。

http://www.queernewsjunkie.com/entry/moonlightwww.queernewsjunkie.com

yuichikawa.hatenablog.com