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アメリカで働くレズの徒然

通販のサボテンをうまく育てる方法〜!

今、ロサンゼルスを含む南カリフォルニア全域では「干ばつ」が続いています。芝生を維持するためには、大変水を食うため、最近では、サボテンや多肉植物を使った「節水向けのランドスケープ」が流行しています。

カリフォルニアの干ばつがマジでヤバい - 押して、押して、押し倒されろ!

サボテンはホームセンターや園芸店(nursery)で売っていますが、通販でも購入できます。サボテンの育て方について調べてたのでメモしておきます。

Cactus

通販でサボテンを買った場合

サボテンが届いて植え替えをしたら、4日間は水を与えないこと。植え替えの時に、根っこにダメージが与えられることが多いので、しばらくそっとしておく必要があります。

どんな大きさの鉢でもいいけど、だいたい10cmくらいの鉢がよいみたいです。苗に対して大きすぎる鉢だと、土がなかなか乾かないので、根腐れを起こしやすいようです。面倒くさくてもサボテンが大きくなるにつれ、こまめに植え替えた方がよさそうです。

サボテン用の土

土は、サボテン用の土を使うか、または普通の土とパーライトを2:1の割合で混ぜたものを使うとよいです。パーライトは園芸店で売っていますが、パーライトが手に入らない場合は粒子の粗い砂(粒子の細かい砂はだめ)と、小石をまぜるのでもOK。←要は、保水力が高すぎる土はだめということね。園芸店で売られているものは「保水力がうり」っていうのもあるので要注意。普通の土を使う時は、水やりをしすぎないようにしないと、腐ってしまいますー。

サボテンを太陽にならす

通販で購入したサボテンは、配送の間じゅう暗がりにいたので、すぐに太陽の光に当てた方がよいです。でも、直射日光はだめ。サボテンについての一番の誤解がこれで、「太陽が好き」だと思われがちなサボテンですが、実は、直射日光は苦手なのです。←アリゾナの砂漠で生き延びるようなサボテンだけがサボテンではないんですね……。

通販で届いたサボテンは、まず「明るい日陰」に数日間起き、その後は「半分日があたる場所」に数日間起き、それから直射日光に当てるようにしましょう。また、サボテンは、実は直射日光に強くありません。一日中強い太陽の光を当ててはだめです!直射日光に当てるのは、一日数時間だけでOKなのです。


サボテンにとっては直射日光を当てすぎるより、「太陽が足りない」くらいのほうがマシです。「砂漠で生き延びる」サボテンの印象は忘れて、太陽に当てる時は気をつけてください。サボテンが赤っぽくなったり、白っぽくなったりしたら、太陽に当てすぎというサインです!

サボテンへの水やりのしかた

夏は、土が完全に乾いたら、すぐに水をやりましょう。でも、土は表面が乾いていても、なかは湿っていたりしますので要注意。サボテンは、水やりが足りないよりも、「水のやり過ぎ」でだめになることのほうが多いので、気をつけましょう。

中には、鉢の重さを測って、中の水が蒸発していることを確認したうえで水やりをする人もいます。
冬は、さらに水やりを減らしたほうがよいです、水気に寒さが加わった状態が2週間以上続くと、サボテンはだめになってしまいます。もし戸外で育てている場合、冬は全然水やりをしなくてもOKです。もしもサボテンがしぼんで「喉が乾いていそう」に見えたら、冬の間1〜2回水やりすることはあるかもしれません。

屋内で育てて、暖房などがある場合(リビングルームの窓辺など)は、戸外の場合よりも、もう少し多めに、同じく「喉が乾いているように見えたら」水やりをしてください。

そして、水やりの時与える水は少しだけにして、夏のように、たっぷり与えることはしないでください。

冬のサボテンのケア

戸外で育てる場合、気温に気をつけてください。最低気温に気をつけて、もしも氷点下になりそうだったら室内に入れてください。サボテンは、気温とともに色が変わったりしますが、これはよくあることです。


サボテンに与える水

水道水をサボテンに与える時は、一日日に当ててカルキ抜きした水のほうがよいです。←調べ中。どちらにしろ、冷たすぎる水を与えないようにしてください。

サボテンが腐っても復活出来る場合も!

サボテンが腐っても、捨てないでください!腐ったところを切り取って復活できる場合があります。サボテンは、大抵根っこから腐りますので、腐ったところをキレイに切り取って、切断面を軽く消毒し、1〜2週間残った部分を休ませてあげてから、土の上におくと、また根っこが出てきたりします。

ここらへんは詳しい情報がインターネットにたくさん出ているので調べてみてください。

大切なサボテンが根腐れしてしまったら…役立つ4つの対処方法 | サボテン販売のcopiapoa スタッフブログ

4つのポイントをおさえるだけ!元気なサボテンの育て方

また、サボテンは種類によって根腐れのしやすさや直射日光への強さなど異なり、育て方も違うので、購入したショップさんや、インターネットの情報などを参考にしながら育てましょう〜!

今回は「苗」での育て方でしたが、今後種からの発芽の方法などもお伝えしていきますよー。

Happy Gardening!

P.S.アリゾナのサグアロ国立公園ってところは、巨大サボテンがにょきにょき生えていて、サボテン好きにはたまらない場所です!サボテン好きはぜひ行ってみてね〜!