#あたシモ

アメリカで働くレズの徒然

「雑多ブログ」を続ける目的

photo by Chris Devers

ブログの今後について考えている。

このブログの記事の方向性がバラバラすぎるような気がしているので、専門性の高い記事は、専門ブログ(というと難しいが要は例えば、「映画やセレブなどのエンタメブログ」「書評ブログ」「LGBTニュース系」「アメリカ系」など性格を持ったブログ)に移動しようかとか、まとまって書けるものについては寄稿オンリーにしようかとか、いろいろ考えている。こういう運営の「枠」とか方向性について考えるのは意外と苦手なんだよね(ブログ内のカテゴリ分けを考えるのも苦手だ)。

しかし、その場合でもこのブログは「雑多ブログ」として続ける予定。専門ブログだけを運営すると、書くのがもろ仕事っぽくなって面白くなくなりそうだから。何についてでも自由にガンガン書ける場所は大事!!

あと、もう一つ、雑多ブログとしてここを残しておくことには、それなりに「意味」があると思っているからだ。

というのは、ゲイ系とそれ以外の話題を完全に分けると、読み手の意識としては、「LGBTサイトに書いてる人はそっち系の人」なわけですよ、いつまで経っても。そして「海外脱出系」のサイトに書いてるのは「アメリカに移住して働いてる女」なわけですよ。情報をそうやって、性格別にタグ付けして別々のチャネルに出していくことは、よいことだとは思う。でも、そうすると、読む人のなかには「結局LGBTの話はそれ系のブログでしか見ない」みたいな印象を持ってしまう人もいるのかなと。

わたしのブログも今は、説明文に「女が好きな女です」みたいなことがででーんと書いてあるので、「あっ、はいはい、そっち系のブログね」と認識した上で読んでくれてる人もいるのかなとは思う。でも、わたしはあえて「そう」じゃないことも書きたいのね、このブログに。ゲイのことだけ書きたくないわけ。わたし、自分の興味がそれだけっていうわけじゃないし、っていうかそんな人、いないと思うw だから、あえて、政治とか旅行の話書いてみたり、よくわかんないポエム書いてみたりとか、ブログ論やってみたり、ビジネス書のレビューしてみたり、いろいろ書くわけ。そっちも結構本気で書くし、そっちでアクセス取れたらいいな!と思ったりもするわけです。そっちの記事からこのブログを見つけてくれた人が「あ、へえー、この人面白い。えっ!女が好きなんだ」って、「ゲイ」であることが二次的な出会いというか。「ゲイのブログが読みたい」って見つけてくれるんじゃなくて、もっとある意味「自然な気付き」をしてほしいなーと。

ほら、リアルでもさ。ゲイは二丁目にいるもの、とかゲイバーにいるもの「だけ」として捉えられるのは、結構嫌じゃないですか。ゲイは二丁目にいるものでもあるけど、それだけじゃない。会社にもいるし、学校にもいるし、幼稚園にもいるし、老人ホームにもいるし、サッカーチームにもいるし、ビジネス交流会の場にもいるんですよ。そういう「雑多さ」ってリアルだし、そういう場所が一つあってもいいのかな、と。思っているわけです。