#あたシモ

アメリカで働くレズの徒然

仲良くしている人に逆らうのは難しい

例えば  
戦争のことで    例えればわかりやすいだろう  

今戦争反対なんて言うのは簡単だけど  
   あの時戦争の真っ最中に  
「戦争反対」というのは    きっと、今のわたし達が今想像するより  
ずっと難しかった  
  
戦場から遠く離れ    戦争の悲惨さや  
ネガティブさに直接触れているわけでもない場所で  
    むしろ、回りに  
戦争に行っている人の家族や    もしかしたら  
戦争から直接的な利益を得ている人もいたかもしれない  
そんな環境で   
  
「戦争反対」  
  
というためには    どんだけの「KY力」が    必要とされたことか      「戦争」に限らない      
仲良くしてくれる友だち  
お世話になっている先生  
そういう彼らが  
そろって信じる何かに    自分の信念に基づいて「反対」ということは  
めっちゃくちゃとても難しい。  

家族とか   
友だち友人との楽しい時間とか   そういうのを直接傷つきかねないのだから。  
  
「言えば、確実に嫌われる」  
「言えば、確実に不利益になる」  
  
そういう意見を表明できない場面……ていうのはあるよなぁーと。  

思った。      
  
どんな人にもある    弁慶の泣き所      
ポジショントークって  
「言う人」と「言わない人」がいるわけじゃなくて    どんな人でもあるトピックに関しては    鈍る舌鋒  
ただそれだけの話      
どこからお金が出ているか    誰と楽しく遊んでるか
  
そういうことを無視して  
話だけ聞いても意味薄い  
  
言うは安し  
行うは難し