#あたシモ

アメリカで働くレズの徒然

時事ニュース性鬱というものがあるのではないかという話

photo by familymwr

最近毎日のように大統領選挙関連のニュースが流れる。ニューヨークの予備選が近いし、明日もウィスコンシンで予備選がある。わたしもこのブログで何度かニュースを取り上げているが、どうも最近疲れてきた。

と言っても、わたしは移民ではあるけど今社会問題でスケープゴートにされているムスリムや、メキシコ人や、難民の当事者ではないし、例えばブラックライブスマターの活動家などはもうずっと戦い続けているわけだから、わたしが「疲れた」なんていうのはちゃんちゃらオカシイのだろうけど……。でも、メディアで、例の不動産開発業者の顔や発言を見聞きすると最近気持ち悪くなる。…前は、こんなアホ、どうでもよいわ!と思っていたけど、意外と近くに、しかもアジア人とかラテン系で移民でクィアなのにトランプ支持者みたいな人がいると知った後から、トランプの言ってることとかが、アホらしいんだけど、それを真に受けてる人が実は本当に多いのか、それがどれだけ有害なのかを考えて気が遠くなりそうになる。

311の後

311のことについて、キチンとかけなかったけど、あの地震のあった後、しばらくわたしはうつ気味だった。「原発大丈夫なの?」という不安もあったし、何より、その思いを周りの誰とも分かち合えないことが辛かった。

ハイチやスマトラ沖や、チリ…地震や天災は数多く起こっていて、その度に「XXを救え」とかってキャンペーンやったりツイッターのアイコンにバッジつけたりするけども、東日本大震災は、それらとは全然違ってた。わたしが生まれ育った国だから?日本が崩れ落ちてしまうような気がして、そしてそれが自分という人間にこんなに影響を与えていたんだということに驚いてしまった。愛国心とか、愛校心とかあまり持たないようにしてたつもりなのに、いつの間にか、自分自身を超えたそういう大きな存在によって自分の価値を埋め合わせようとしていたのかもしれない。

辛い時にはニュースを休もう…ってそんなに簡単じゃないんだよな

選挙にしろ、地震報道にしろ、それによって本気で鬱になり得るインパクトがある。ニュースを読みすぎて疲れてしまっては元も子もない。無理しないで、テイキィリージーでいこう!少しずつ自分を鍛えていければ、それでよいさ。