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アメリカで働くレズの徒然

映画『アトミック・ブロンド』観たよ!かっこいいし、目の保養にはなるんだけど、やっぱりあれは気になる…(ネタバレあり)

Ost: Atomic Blonde

映画『アトミック・ブロンド』観た感想です!

あらすじ

ベルリンの壁崩壊が迫った1989年秋。MI6は潜伏中のスパイを殺害した謎の組織を崩壊させるべく、ロレーン・ブロートン(シャーリーズ・セロン)をベルリンへ急行させる。組織の命令でデヴィッド・パーシヴァル(ジェームズ・マカヴォイ)とタッグを組むことになったブロートンは、彼と対立しながらも、驚くべきコンビネーションを発揮し始める。こうして、2人は西側陣営の脅威と立ち向かっていく。

感想(ネタバレあり)

前半は話の流れが悪くてイライラしたけど、後半アクションシーンが多くなってきてからはドキドキハラハラで楽しめました!

また、最後の二転三転する感じも興味深かったです。そう来たか!っていうね。

ぶっちゃけわたしにとって、ドイツ訛りの英語は聞き取るのが大変で「ん?なになになに?」っていうところも多数あったのですが、なんとか最後はついていけました。ふぅ。これ、シャーリーズ・セロンのファッションショー&アクションシーンがなければ、途中で挫折していた可能性大です。

アクションシーンは、スタントマンとして、ブラッド・ピットやマット・デイモンなど実に80本以上の映画に出演したデイビッド・リーチ監督が手がけただけあり、なかなかかっこよかったです。ベルリンの壁崩壊前後を舞台にした映画なので、画面はレトロかつラスティーな雰囲気で、「近未来SF」って感じではないのだけど、それでもちゃんと派手だし、スカッとします。シャーリーズ・セロンは、スタントのほとんどを自分でこなしたそうで、それもスゴい!

実は「ちょっとアマチュア臭い演出だなー」と感じたところがあったりもするのですが(上から目線すみません(汗))……。初の単独監督作品だと考えれば、これは、かなり大成功の部類に入るのではないでしょうか?彼は来年公開される『デッドプール2』の監督でもあるので、楽しみです。

 んで、百合シーンはどうなのよ?っていう話(ネタバレ注意!)

この映画の前評判で結構話題になってたのが「シャーリーズ・セロンのレズビアンシーンがあるってよ!」っていう話しでした。

そして、実際にあったんですけどね……。そして、すごくおおおお!!!!!!っていう感じだったんですけどね♥

実は、クィアとかフェミニズム的観点からはあんまり気持ちのよい描写ではありませんでした。

詳しくは書きませんが、一言で言うなら「目の保養のためのレズビアンシーン→その後男に殺される…っていうパターン、そろそろ辞めない?」って感じでした。

やっぱり「ちょこっとレズビアンシーン」が入ってる映画って割と最近では増えてるんだけど、そういう意味で、心の底から満足できるものってまだまだ少ない。というか、ほとんどない。だからやっぱり『キャロル』って尊かったのよねーとか遠い目になってしまいました。

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ソフィア・ブテラ、めっちゃ可愛い!

ちなみに、シャーリーズ・セロンの相手役デルフィーンを演じたのは、アルジェリア系フランス人のソフィア・ブテラ。

で、彼女、可愛いんです!エンターテイメント業界でのキャリアは長いはずなのに、ファニーフェイスのせいか、何か初々しさがあってすんごくキュート。鋼のように硬く閉ざされたシャーリーズ姐さんの心にするっと入りこんでくる感じ、すごく萌えました。

もともとダンサーとして注目され、マイケル・ジャクソンのPVや、マドンナのステージで活躍してました。その後、役者としてのキャリアを歩んでいます。 

キレッキレのダンスとフレッシュな笑顔がたまらない。

わたし、マドンナの『コンフェッション・オン・ザ・ダンスフロアー』のツアー行ってるんですが、もしかしてソフィア・ブテラのこと、ステージで観てたかもですね!ドキドキ。

ちょうど、今年トム・クルーズの『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女』の予告編でも彼女の「ぞくぞく!」っとくる危険な魅力に釘付けだったので、大画面で見れて堪能しました。

ストーリー的には、アレだったんですけど、役者としてのソフィア・ブテラ、これから大注目したいと思います!

 評価

  • シャーリーズ姐さんがかっこいい度 ★★★★★
  • アクション度 ★★★★☆
  • 百合度 ★★★★☆☆


    『アトミック・ブロンド』日本公開

映画『アトミック・ブロンド』は、10月20日(金)日本公開予定です!

http://atomic-blonde.jp/

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