#あたシモ

アメリカで働くレズの徒然

映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』感想

 

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス オーサム・ミックス・VOL.2(オリジナル・サウンドトラック)

 

観ましたよー。

 

感想

笑って楽しめました…たったひとつの点を除いては!

 

ノリノリの音楽やユニークなキャラクターたちなど、前作と変わらない魅力はそのまままに、よりお笑い部分を強化して、最初から最後まで、笑わせよう、楽しませようという小ネタがてんこ盛りに仕込んであります。

 

ベイビーグルートは愛くるしいし、クリスプラットは気さくなイケメンだし、すごくよいのです。壮大過ぎない世界観は、頭を空っぽにしても楽しめます。

 

 しかし…

 

結局「アジア系」って黒人以上に「よそ者」扱いなんだなぁ。と思いました。

 

いや、この映画は、宇宙を舞台にしているため、黒人とか、白人とかないんですよ。みんな違う星の星人です。でも、やっぱりそこには現実世界の人種問題が反映されています。

 

主人公とか、ヒーローは白人。そして、彼らはマントとかコスチュームを着ているけど、基本的に顔の色とかは普通だし普通の人間に見えます。顔に色がついていたりするヒロインは、黒人が演じています。映画『アバター』と一緒ですね。

 

そしてそんな中で今回、アジア系が演じる、非常に受け身で奇妙なキャラクターがいました。(しかもかすかにアジア系のアクセントつきで話すんです彼女!)

 

ネタバレを避けるため、ここでは詳細には踏み込みませんが、そのキャラクターのズレっぷりは見てていて、どれだけこの社会の中でアジア系が「異文化の象徴」として扱われているかの現れだと感じました。