レズビアンの中でも、男性と経験のない人を英語でゴールドスターと言うようですが、そんなゴールドスターな彼女たちが生まれてはじめて男性器（ちなみにボランティアはゲイ男性）に触れてみた様子を捉えた動画が発表されています。
触る前、かなり緊張している様子のレズビアンたち。
わたしは人前でスピーチしたこともあるし、車に轢かれそうになったこともある。でも、今は人生で一番ナーバス！
これまでの人生でこの瞬間が来ないように避け続けてきた気がする。
実際に触ってみた感想
- あ、意外と柔らかい！
- 意外と硬い。骨っぽいかたさではないんだけど……。
- 毛がすごい。
- 玉って大きいんだ。
- こうやって動かしてもいいの？痛くない？すごいー。
- 粘土っぽい。
- レーズンの袋？
- 毛を剃った猫
触ってみた後での感想
- よい経験だった。
- 多分もう二度と触らないと思う。
1人はレズビアンユーチューバーのアリエル・スカーセラ（Arielle Scarcella）は、「人の体を美しいと賞賛するために、そこに魅力を感じる必要はない」と証明するためにこのビデオに出たと語っています。
ぶっちゃけよくわからん動画
この動画、いろいろなLBGT系メディアで垂れ流し的に紹介されているんですが、ぶっちゃけどうなんですか？
この記事を書いた時もちらっと思ったんです。「初めてXXXしてみた」動画って、人気の動画ジャンルではあるんですが、「赤ちゃんが初めて梅干しを食べてみた！」とかと違って、これは、なんだかなあって感じです。なんか、別に、意外性もないし、面白くもないし、そもそも、これによって「なにかLGBTについて学べた！」とか「目からウロコ」感もないし。「レズビアン」と「ペ二ス」の組み合わせの意外性による「釣り（clickbait）」ですよね。むしろ、セクシャリティーを「性器」だけにフォーカスして捉えようとしているような気がして、嫌でした。「シモの話」だけに集約されるのは嫌なんですよ。
レズビアンは何も「ペ二スが嫌い」だからレズビアンになったわけじゃありません。外見や感触の気持ち悪さとかグロさで言ったら、女性の方がすごいですよ（汗）。別に、人を好きになる時、性器が可愛いからとかキレイだから好きになるわけじゃないです。性器を見て興奮したりっていうのは、あくまで、後天的に学習してる部分が多い気がします。
この動画に出演したレズビアンが全員最後に「もういいです」となってたのも、別にペ二スの外見とか感触とかがどうだったからとかじゃなくて、単にそれが「男」についてるからですよね。動画は、作成者（レズビアンカップル）の目論見通り、バイラルして、再生数は増えているようですが、個人的にはなんだかなぁ～と思ってしまいました。ちなみに、同じカップルが作った「ゲイが生まれてはじめておっぱいに触ってみた！」動画もあります。
