#あたシモ

アメリカで働くレズの徒然

ダウン症、プラスサイズ、クィアも?アメリカの小売チェーン「ターゲット」の多様なモデル

ターゲット店内で子供服のコーナーを見ていたら、ダウン症の子供が映った店内ポスターがありました!

調べると、ターゲットは既に2012年の段階でカタログに、ダウン症のモデルを登場させています。

自閉症の子を持つ父親の記者が「特殊学級の子どもを持つ親にとって大きな意味がある」とコメントしています。

Target uses special needs child in catalog – Orange County Register

今回はカタログではなく店内の雰囲気を作るPOPなので、更に強いステートメントになってるとも言えそうです。

ちなみに、ファッション界でもダウン症のモデルなどが出てきています。

https://tabi-labo.com/284622/zebedee

体型の多様性

ターゲットは、ダウン症以外にも、多様なモデルを起用しています。

2015年にはリアルな女性たちを水着の広告に使ったり。

Target Chooses Real Women to Model in New Swimwear Campaign | E! News

今も美容コーナーやアパレルコーナーでプラスサイズ(というか、アメリカで見かけるリアルなサイズ)のモデルが使われ続けています。

「多様なモデル」というと、まるで特別なことのように聞こえるかもしれませんが、ようは、リアルなユーザーの姿を反映するようにしてるってことなんですよね。フォトショップを駆使して、不自然な体型を理想的なものとしてプレゼンすることをしていないだけです。

セクシュアリティやジェンダー表現も?

また、ターゲットにはややゲイっぽさを感じるポスターもありました。

何をもとにそう感じたの?と言われると難しいのですが、いわゆる「オトコ!」表現するのに使われるジェンダーの紋切り型をあえて裏切ったような色合いや表情、ポーズだなと。もしかしたら、考えすぎかもしれませんが、ターゲットの多様性を大切にする姿勢のあらわれかな?と思えました。

アメリカに来たら、トレジョやホールフーズもよいですが、ぜひターゲットでも買い物してみてください!