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アメリカで働くレズの徒然

『Lの世界』リブート情報まとめ。公開日は?キャストは?ストーリーは?

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2019年末にリブート版が公開される『Lの世界(原題:The L Word)』についてオリジナル版製作者のアイリーン・チェイケンがNBCでトリッシュ・ベンディックスのインタビューに答えています

『Lの世界(原題:The L Word)』とは?

『Lの世界(原題:The L Word)』は2004年から2009年まで、有料チャンネルSHOWTIMEで放映されていたテレビドラマです。

レズビアンをテーマにしたはじめてのテレビシリーズで、しかもプライムタイムに放映されたので、かなり社会的インパクトも大きく、ポップカルチャーにおけるレズビアン表象をグラウンドブレイキングな作品でした。

また、それまではウェストハリウッドなどのゲイコミュニティでも、ブッチ(ボーイッシュなレズビアン)は、ダサい印象だったのですが、『Lの世界』に出てくるプレイガールのキャラクターシェーンの影響でかっこいいブッチが増えた……と一部では言われていますw

あと、わたしは片思いしてたアメリカ人美女に『Lの世界』を教えてもらい、これを観たことで「ロサンゼルスに移住しよう!」と思えたので、個人的には人生を変えてくれたドラマであるとも思っています。※あ、その子とは結局何もありませんでした涙。

リブート版『Lの世界』が生まれたきっかけ

アイリーン・チェイケンは、その後も『Lの世界』のリアリティ番組やHuluで放映された『ハンドメイズ・テイル/侍女の物語 』、FOXの『Empire 成功の代償 』を手がけていました。レズビアンの出てくる新しい企画を持ち込みながらも、ファンの多い『Lの世界』についてはまたリブートをやりたいと長いこと考えていたようです。

リブート版『Lの世界』の公開日は?

リブート版『Lの世界』の公開日は未定ですが、2019年の後半に、SHOWTIMEで8話分公開されることが決まっています。

リブート版『Lの世界』のスタッフは?

リブート版『Lの世界』は33歳のマージャ・ルイス・ライアンをプロフューサーに迎えています。オリジナル版から10年が経過し「まだデートをしている若いレズビアンの声を聞きたい」としてアイリーンが彼女を推薦したそうです。ま一定以上の年齢に達すると、落ち着いてデートとかしなくなるもんね……。さらに、キャストのジェニファー・ビールズ、レイシャ・ヘイリー、ケイト・メーニッヒもエグゼクティブ・プロデューサーとなっています。

リブート版『Lの世界』のキャストは?

現在決まっているキャストの去就は以下の通り。

  • ベット(ジェニファー・ビールズ)→YES
  • ティナ(ローレル・ホロマン)→?
  • アリス(レイシャ・ヘイリー)→YES
  • シェーン(ケイト・メーニッヒ)→YES
  • カルメン(サラ・シャヒ)→興味あり
  • キット(パム・グリア)→スケジュールが合わない
  • ディナ(エリン・ダニエルズ)→?
  • ジェニー(ミア・カーシュナー)→?

オリジナルシリーズで死亡してしまったキャラもいますが、アイリーンは「新しいシリーズは、マージャのモノだし、彼女が望むならなんでもあり」だと言っています。

つまり、死んだはずのキャストが何事もなかったように出てくる可能性もあるかもしれません。

オリジナル版『Lの世界』への批判にリブート版はどう応えるか?

さて、オリジナル版『Lの世界』に寄せられたのは、称賛だけではなく、批判もありました。単につまらないというものを超えて、レプリゼンテーションやダイバーシティといった問題です。トランスジェンダーを、シス役者が演じていることや、ロサンゼルスを舞台にしているのに、アジア人がほぼ出てきていないことなどは、批判の対象となりました。

『バッド・フェミニスト』のロクサーヌ・ゲイは、リブート版のニュースを聞き、『Lの世界』の脚本を書くことを申し出たほどです。

アイリーン・チェイケンはそれらの批判はすべて受け止めるといい、時代が変わり、彼女自身も多くのことを新たに学んで変わったといいます。そしてマージャは、これらの多様性の問題を理解しているため、リブート版はインクルーシブなものになるといいます。一体誰がキャストされるんですかね?

個人的には大好きなアマンドラ・ステンバーグだとか、ヘイリー・キヨコあたり、出てきてほしいです...fingers crossed!

『Lの世界』の後、多くのテレビにレズビアンやバイセクシャルの女性のキャラクターが出てくるようになりました。それでも、ほとんどの場合彼らは非常にヘテロな世界でのぽつねんとした存在で『Lの世界』のようにレズビアンだらけの作品はやはりユニークな存在として、今もテレビの歴史に輝いています。

「もう、『Lの世界』はいいかな」という思いもよぎるなか、新しい息吹を得た『Lの世界』はどんなものなのか……やはり楽しみな気持ちは抑えきれません!

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